庭師と駒

ささやかな愛を伝えたいだけのペン、インクは紫で

日記

ワナビー素敵っぽいパーソン

昨日(5/16)の夜、だらだらと引き延ばしてやらずにいた地獄の履歴書制作に友達を付き合わせていた。次の日(5/17、これを書いている時点での今日)が説明会並びに面接会だったのでさすがにこれ以上逃げるわけにもいかず、けれどもやる気の起きなかった俺は…

俺が家で寝るときに着てるパジャマがあってさあ。冬場用のやつ。今年はもう仕舞ったやつ。 ユニクロのフリースルームウェア上下セットで、上のは白地にグレーの雪の結晶っぽい幾何学模様、下は真っ白。寝間着なので風呂上がりから朝起きるまで着ている。表に…

23時半、のり弁

某大手弁当チェーン店の弁当が大嫌いだった。僕にとってそれは愛されていないことの象徴であり、23時半決まった味の弁当に箸をつける瞬間は、心をきゅうと糸で縛られたように悲しかった。 僕の母は数年前までとある依存性のある遊興(察してほしい)に身を浸…

「わたしB」で生きていくということ

就職活動をしている。 一ヵ月ほど我流でやってみたけれど箸にも棒にも引っかからず、留年で一年ダブっている僕より一歩先に社会人になった友達が「一度くらいはエントリーシートの添削を受けたほうが絶対に良い」と言うので、お世話になっているゼミの教授に…

こんにちは自我くん

自我の目覚めがめちゃめちゃ遅かったんじゃないかと思う。というか、つい最近のような気がする。僕が「僕自身」という存在を意識したのはほんの一、二年間前のことで、じゃあそれまでどうやって生きていたのかというといまいち思い出せない。たぶん目の前に…

2016年4月15日 深夜

九州の中心で起きた大規模な地震の影響で、普段災害と無縁な僕の街も少しだけ揺れた。スマートフォンが緊急地震速報の物騒な音をでろりろ鳴らして数秒後ぐらぐらするのが数回続いた。震源地は遠く避難するほどではない震度だったけれど、それでも小さな揺れ…